ベトナム在住ビジネスマンの声

たけやんのベトナム奮闘記

関西弁100%でっせ!!

 

2.アホ相手にしてられへんわ

 

 俺や、会社で地球にやさしい人間してるんやけど(※)、なんせ今年はじめたばっかやさかい、こないだゴム会社でいっぱいうちの肥料使こてもろおとおもて、20年くらい前から地球にやさしいことをやってるタイの工場とか農場とか見せたろとおもて、20人ほどタイに連れていってんやんか。

 せやけどアイツらや、メチャクチャやらしいさかい、夜になったらどっかええとこ連れていけ連れていけうるさいねん。
 うるさいわりに風呂とか連れてったったらひな壇にすわってるねーちゃんの数にびっくりして、つみっちょの方にぴゅーていってしもうて、ようえらばへんねん。なさけないわ。

 ほんでや、1回タイへきたヤツおってや、ソイツがセクシーショー連れていけゆうから一個連隊連れてパッポンへいったわ。
 ふつうやったらセクシーショーってゴーゴーバーと思うやん。
 ところがソイツのいうセクシーショーって家畜ショーやねん。頭いたいわ。

 それからきわめつけは帰るときや。俺もこんなヤツラとつきおうてられへんさかい早よ帰りたいんやけど、ふつうのタクシーひろたら高いから白タク乗ろ言いおんねん。これまたさっきのヤツや。
 せやけど、こっちは5人やさかい完全に定員オーバーや。
 まあ初めは100バーツでうまいこと交渉しよったわ。せやけど乗る時にアホの1人がドアこわしやがってしまらへんようになってん。
 運転手はまじめそうでええヤツやったけど、さすがに自分の商売道具こわされたさかい、300バーツにせえ言うてきよった。
 ほんでアホはまたケンカ腰でなんかごちゃごちゃくってかかりやがって、最後はあれや、夜の1時頃やのに警察へいくはめになってしもうた。

 警察の人も休憩しながらなんかアメリカのええ映画見とったのにええ迷惑や。
 せやけどあの映画はおもろかった。真剣に見てしもうたで。
 ほんでアホ軍団の話にもどるけど、英語しゃべれる1人が尋問室で1時間ほど話して出てきよった。
 一言目になに言いよったとおもう?
「ああおもろかった」
 みんな聞けよ。俺もうアホらして、接待してる身やけど、
「アホか帰るぞ」
 って言うてしもたわ。

 とにかくやっとホテルたどりついて、アイツら無視して部屋へもどって眠ろおもたら電話かかってきて、
「おい、警察へ遊びにいこや」
 やて。もう考えられへんわ。
 ベトナムでは社会的ステイタスの高いヤツらが子供より低レベルや。

 きわめつけに次の朝、
「おい、きのうはベトナムファイティングやったな」
 やて。アホか死ね!!

 まあ肥料こうてくれとるさかいええとしようか……。

(※地球にやさしい人間:うちの工場からでる栄養分タップリの廃液を肥料にして、地球にかえしているリサイクルの人間)

 

  

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