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西アフリカ、マリの首都、バマコ。 フランス語圏のこの国では、バンバラ語かフランス語しか通じない。英語を話せる人は稀で、いつも苦労させられた。それでもこの国の人達がどこよりも印象的なのは、彼らの笑顔が忘れられないからだ。 朝の町を歩いていると、町中の視線が私に集まる。じっとこちらを見ている子供たちにバンバラ語で 「おはよう」 をいったとたん、ぱっとはじけるように広がるあの笑顔。 飛行機を待ちながら、緑のマンゴーの木陰でマリの青年デンバとすごした1時間。二人に共通の言語は片言の英単語しかなかったにもかかわらず、私たちの心は確かに通じていた。 マリは貧しい国だけど、子供たちが僕たちの社会をきっと変えてくれると信じたい。時間はかかるだろうが、君の子供がマリに来る頃には、きっともっといい国になっているだろう。その頃には世界中幸せな人で満ちあふれて欲しいね。 言葉が通じない分、顔と手と瞳がそれだけ多くを語る。白い歯を見せて笑う彼の笑顔。温かさと優しさに満ちた彼の握手。私の笑顔は彼に何かを伝えただろうか。 |
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