ワット・ラーチャナダー

 

 ラーマ3世の命によって建立された寺院。
 特に、本堂の隣りに建つロハ・プラ・タートと呼ばれるスリランカ様式の納骨堂が、建築学的にも貴重な存在として有名だ。

 まるで砂糖菓子のような色とデザインだが、城としても機能できる珍しい建築物。
 また、これは1846年に建てられた、タイ国で初めての鉄筋コンクリート製建造物でもある。
 スリランカにあった同型の仏塔をまねたものだが、本家の寺が火災で消失してしまったため、今では現存する世界唯一のロハ・プラ・タート。
 鉄柵でふさがれた堂内には装飾らしい装飾もなく、特別な場合を除いて一般公開もされていないので、人の気配もまったくない。
 いかにも納骨堂らしい不気味な雰囲気だ。

 

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