タイでの旅行トラブル集 一般トラブル

不景気になると必ず増える

タイの偽札の識別方法

提供 ジャアク商会

 

 2008年末の現在、タイ国内では偽の1,000バーツ紙幣が横行中です。

 バンコク都内の市場を中心に、かなり大量にばらまかれている模様で、特にプラトゥーナーム市場周辺で被害報告が多いとか。

 タイ国内で同紙幣を受け取る際は、異常がないか念入りに確認してください。

 

 識別方法は以下のとおりです。

1.多くの紙幣は旧タイプの1000バーツ札を模していて、左端に新タイプにはあるホログラム風の縦帯が入っていません。

2.紙幣右下部の白地のところにある数字が8Aで始まっています。

3.紙幣上部の番号に1616か1617の数字が入っていますが、この部分はタイ文字なので外国人には判別不可能でしょう。

 

こちらは新しい銀帯入りの1000バーツ紙幣

 

 偽札の中には銀帯入りのものあるそうですが、貼り込みではなく印刷なので、さわった感じはただの紙。また市販のプリンターで刷っているから光らないし、ホログラム効果もありません。

 というわけですから、とりあえず左に銀帯が貼られていない旧タイプの紙幣はなるべく受け取らないようにし、受け取るときも、できるだけ明るいところですることです。

 1000バーツはタイでもっとも高額の紙幣ですので、旅行者のみなさんは両替時以外に受け取ることはないでしょう。その両替する場合も、怪しい場所や人を介したりするのは避けましょう。

 

《新タイプの1000バーツ札:本物》

 

《旧タイプの1000バーツ札:本物》

(2008.12)

 

 

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